パリがSUV規制で住民投票へ 賛成なら駐車料金の「大幅引き上げ」
フランスのパリで来年2月、SUV(スポーツ用多目的車)を対象とする規制措置をめぐって、住民投票が実施されることになった。パリのアンヌ・イダルゴ市長が14日、発表した。投票に法的な拘束力はないが、住民の賛成多数が得られれば、SUVの駐車料金を大幅に引き上げて、市内でのSUVの交通量を減らすことを目指すという。
イダルゴ氏は同日のX(旧ツイッター)への投稿で、「環境を汚染する大型車が多すぎて街路や歩道、自転車専用道をふさいでいるとの声が多い。SUVを制限して、この現象を食い止めなければならない」と表明。「より大型かつ高価で、環境汚染につながる車の購入を後押しする自動車メーカーにストップと言いたい」と訴えた。
市の発表によると、パリでは過去10年間で、SUVの急増に伴い、市内を走る自動車のサイズや重量が増加し続けている。市は「SUVは事故を起こしやすく、車体が重くて場所を取り、環境の汚染源になる」と指摘。「公共空間で多くの問題を引き起こしている」として、パリ市内でSUVの交通量を減らす必要性を強調した。
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