図書館の本 40冊破られる 高松市中央
ミステリー小説 結末読めず
高松市中央図書館で蔵書が昨年春以降、ページを大量に破り取られる被害が、相次いでいることが同館への取材でわかった。今年10月までに分館の「瓦町サテライト」も含めて、少なくとも40冊の被害が確認され、中には100ページ超が破られている本もあった。同一人物による悪質ないたずらの可能性があり、同館は県警に器物損壊容疑で被害届を出すことを検討している。
(津田啓生)
警告や巡回強化 被害届検討も
日本図書館協会によると、各地の図書館で蔵書のページの一部が破れていたり、汚れていたりすることはあるが、大量の被害が相次ぐのは異例という。
中央図書館で被害が確認されたのは、宮部みゆきさんや東野圭吾さん、湊かなえさんら人気作家の小説の単行本や文庫本。多くが冒頭や巻末の十数~数十ページが破られ、ミステリー小説の結末が読めなくなったケースもあった。
桐野夏生さんの「ロンリネス」では全体426ページの3割に当たる144ページが破られていたほか、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」でも、全体の2割のページがなくなっていた。
昨春以降、貸し出し時に気づいた利用者からの申告や蔵書の整理中に発覚。今春には2か月前から利用できるようになったばかりの本の被害も見つかった。
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