英ミステリー作家アガサ・クリスティの別荘「グリーンウェイ」を訪れた観光客ら100人あまりが倒木で道をふさがれ、数時間にわたって足止めされた。
グリーンウェイは英南西部デボン州の田園地帯にある。
14日にここを訪れていた女性から地元紙に、約100人が敷地内で立ち往生していると連絡が入った。
歴史的建築物の管理保護団体、英ナショナル・トラストはウェブサイトに、荒天でグリーンウェイへ通じる道路に大きな木が倒れたという案内を掲載。訪問客やスタッフ、ボランティア要員が出られなくなったため、全力で対応していると述べた。
連絡した女性の話によると、観光客らは別荘から無料で提供された紅茶を飲んだり、芝生の庭で木製の球を打つ「クロッケー」のゲームをしたりして時間を過ごしたという。
ナショナル・トラストによれば、かつてクリスティ自身もグリーンウェイの庭でクロッケーに興じたり、来客との会話で最新作の一部を紹介したりしていた。
この別荘は、クリスティの作品「死者のあやまち」の舞台になったことでも知られる。
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https://www.cnn.co.jp/fringe/35206626.html