金属焼き切れる強力レーザー、1円玉より小さい装置で実現…京大教授「ゲームチェンジもたらす」
光の進み方や強弱を精密に制御できる「フォトニック結晶」を使った1円玉より小さい装置で金属を焼き切れるほどの強力な半導体レーザーを実現したと、京都大の野田進教授らのチームが発表した。製造業の現場などで大型装置を使った従来のレーザーと置き換わる可能性がある。15日、科学誌ネイチャーに論文が掲載された。<中略>
金属加工などに使うレーザーには炭酸ガスや光ファイバーを用いたものがあり、装置は縦横1メートル程度と大型になるが、フォトニック結晶レーザーなら同1センチ程度で、コストも10分の1以下で済むという。野田教授は「従来の大型レーザーに匹敵する強度を実現するのは研究者の長年の夢だった。多くの分野にゲームチェンジをもたらすだろう」と話す。
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