絶滅したはずの木、185年ぶりに発見 ブラジル
ブラジル北東部の都市部で、185年前に目撃されたのを最後に絶滅したと思われていたモチノキ属の木が見つかった。研究チームが19日、発表した。
絶滅されたと思われていたペルナンブコホーリーの名で知られる「Ilex sapiiformis」が発見されたのは、ペルナンブコ(Pernambuco)州の州都レシフェ(Recife)郊外イガラスー(Igarassu)。
プロジェクトを支援する自然保護団体「Re:wild」によれば、この地域を6日にわたって徹底的に探索したという。Re:wildは、ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)さんが共同設立者となっている。
この木は1838年にスコットランドの生物学者、ジョージ・ガードナー(George Gardner)によって西洋科学史に初めて記録された。この標本が唯一の確認例とされていた。
しかし今年3月22日、探検隊が特徴的な小さな白い花をたどって行き、イガラスーを流れる小川の岸辺で4本の木を発見した。
Re:wildのクリスティーナ・ビッグス氏は「600万人近い人口がいる大都市圏で再発見されたのが本当に信じられない」と話した。
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