問い合わせに人工知能が回答 南陽市が自動対話システム導入
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20220107/6020012564.html
南陽市は、利用者の利便性の向上や職員の負担軽減につなげようと、問い合わせに人工知能=AIが回答する自動対話システムを市の公式ホームページに導入しました。
南陽市が市の公式ホームページに導入したのは、「チャットボット」と呼ばれる自動対話システムで、利用者が質問やキーワードを書き込むと、人工知能=AIが回答します。例えば、「住民票」と入力すると、「市民課窓口で交付いたします」という回答とともに、手数料は1通400円と表示されます。このほか、マイナンバーカードの発行方法や引っ越しの手続きなどの質問にも対応しています。
市によりますと、こうした仕組みを導入したのは、県内の自治体では初めてだということで、24時間利用できるため、閉庁時間でも質問できるほか、電話対応していた職員の負担軽減にもつながるということです。
ただ、AIはまだ学習の途中ですべての質問に対応できるわけではないということで、南陽市みらい戦略課は「質問の内容が増えるほど、回答の精度を上げることができるので、市のホームページからたくさん質問してもらえるとありがたい」と話しています。