火災や災害の現場に出動し、長時間にわたって活動する消防隊員の悩みに「トイレ問題」がある。用を足したくても、全身が煤(すす)や泥で汚れた姿では公衆トイレを使うのもはばかられ、署に戻るまで我慢する隊員は少なくない。そこで、東京消防庁は昨年度、全国の自治体消防に先がけて「トイレカー」を導入。初年度だけで現場に44回出動するなど、最前線で活動する消防隊員の救世主として実績を上げているという。全国初の消防用のトイレカーを取材した。
電気街からオタクの街へと変わり、近年は国内外から若者が集う秋葉原。JR秋葉原駅から北に進むと、目的地の神田消防署(東京都千代田区)の建物が見えてきた。玄関では、秋葉原らしい美少女キャラのマスコットキャラクター「神田よくみ」の等身大パネルが出迎えてくれた。車庫の扉を開けて奥に進むと、角ばったデザインの真っ赤な消防車が静かに待機していた。
広い車内に大小便器が二つずつ…女性用個室も別に用意
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