インターネット上の有料イラストを、京都府がチラシとホームページ(HP)に無断掲載し、提供会社から約67万円を請求されていたことが7日、分かった。職員が無料で使える「フリー素材」と誤認したことが原因で、府は同日までに全額を支払った。
無断使用していたのは、チラシなどの案内文の外枠を囲むイラストで、数種類の花と植物が描かれている。府によると、2019年10月ごろ、当時、男女共同参画課所属の職員がネットで「イラストフリー」と検索して素材を見つけ、同年11月に開催された「輝く女性応援京都会議ワークショップ」の告知に使用したという。チラシは1250部発行し、府のHPにも今年2月まで掲載していた。
今年1月25日、このイラストを管理している京都市内の会社から指摘を受けて発覚した。職員は府の聞き取りに「(使用条件などを)確認していなかった」と話したという。府は3月、チラシと3年分のHP掲載料に調査費用を合わせた67万1千円を会社側に支払った。
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