休憩所なくした俗離山国立公園に「悪臭」…登山者が山の中で用便=韓国
俗離山(ソクリサン)国立公園の休憩所が一つ、二つと撤去され、登山中に用便をするところを探せない登山者が不便を訴えている。休憩所が探訪客の飲酒登山につながり、飲食による渓谷汚染、生態系毀損を招くという理由だった。
これは2008年11月に国立公園公衆トイレなど設置・維持管理マニュアルが樹立され、俗離山文蔵台(ムンジャンデ)近隣の便宜施設を撤去した後に表れている現象だ。
天王峰(チョンワンボン)・文蔵台を経て法住寺(ポプジュサ)に戻るまでの20キロコースは7時間30分ほどかかる。国立公園側は登山者に用便をあらかじめ済ませて出発してほしいと注文している。
一部の登山関連サイトにも「俗離山を7、8時間登山する予定だが、ある人は中間に休憩所があると言って、ある人はないという」とし、用便の解決方法を尋ねるコメントが少なくない。
しかし休憩所撤去の影響で「山中用便」行為が増え、臨時トイレを設置すべきだという声も続いている。休憩所3カ所が撤去された後に造成された森では用便による悪臭が漂うという声もある。
俗離山国立公園事務所によると、昨年5月に高地の休憩所3カ所が撤去された。撤去をめぐっては土壌汚染の解決と俗離山の景観改善に対する評価がある一方、休憩所やトイレなど便宜施設の不足を訴える人も少なくない。
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