韓国の姜昌一(カン・チャンイル)前駐日大使(70、在任期間2021年1月~2022年7月)が日本赴任当時に体験したことを紹介してくれた。これまで歴代駐日大使は平坦だったことがほとんどないが、姜氏はとりわけ激動の時間を送った。昨年1月に成田空港に到着するときから葛藤懸案に対する質問の“洗礼”を受けた。韓日関係が最悪の時期に入って赴任したためだ。だが、姜氏は多くの記録を立てた。<中略>
--日本政府とはどのように対話の窓を開いたか。
「昨年8月の東京オリンピック(五輪)が契機になった。5月ごろなると首相官邸の雰囲気が少しずつ変わり始めた。さらに青瓦台(チョンワデ、旧大統領府)と直接話したいので対話ルートを開いてほしいと言った。その時から日本側と一生懸命やり取りして対話が復元され始めた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と菅義偉首相が会う手はずも整っていた。終盤に不発になったのは残念でならない」
--日本経済が大きく後退している。
「韓日関係改善の構造的な問題とみることができる。過去、韓日経済格差が大きかったときに政治をした80代政治家は韓国に対する時には余裕がある。だが、今の日本政治の主役である60代は危機感と競争意識が大きい。余裕がない。30代・40代は韓国に憧れている。若手国会議員は韓国議員と交流したがっている」
全文はこちら
https://japanese.joins.com/JArticle/296886