「庭で紅茶が飲めなかったものでね…」→イギリス式苦情を翻訳→「臭いの元、なんとかしろ!」
ツイッターで、イギリス暮らし20年目、ロンドン在住のアーティスト・Yo Okadaさん(@yoookd)の投稿が話題になっています。投稿はOkadaさんが隣に住むイギリス人から苦情を受けたときのエピソードで、相手の方はこう話したそう。
「元気かい?いやなにね、良いお天気だから庭で妻と紅茶を飲もうとしたらね、どうも臭い匂いがあってね。(中略)どうやら君の庭の方からするようで。時間がある時でいいんだけど確かめてもらえるとありがたい。たまたま居合わせた庭師によると、どうもキツネか何か大きめの動物が死んでるんじゃないかと。君の旦那さんに頼んで、確認お願いできるかな。紅茶が飲めなかったものでね。ありがとう。良い週末を!」
かなり遠まわしですが、端的に言うと「お宅の庭でキツネが死んでて臭いんだよ。早く片付けろ!」という内容でした。
このツイートには「英国式気遣い文化です」「京都に通ずるものを感じる」「京都的な、否定的な意味合いで捉えるのか。相手を思いやって言葉を選んで伝えてくれてると捉えるのか。受け取る側で変わるねぇ」「紅茶というのがイギリスらしい」とさまざまな意見があがっています。当時の状況をOkadaさんに伺いました。
https://twitter.com/yoookd/status/1535642199953653760
イギリス人は「穏やかにやんわり」?
ーーイギリスではこのような言い回しは日常的に?
「はい、日常的だと思います。深刻な陳情や苦情やお願いがあっても、ストレートに要求を述べたりせず、穏やかにやんわり婉曲表現を使う傾向があります。要するに話が長いです。激昂して怒鳴ることはマナー違反と捉えられがちだと思います。
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https://maidonanews.jp/article/14646375

