ソフトバンクグループ(SBG)が11日発表した2022年9月中間連結決算(国際会計基準)は、最終利益が1290億円の赤字(前年同期は3635億円の黒字)だった。
4~6月期は、傘下の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が投資する企業の株式価値が下落し、四半期ベースで過去最大となる3兆1627億円の最終赤字を計上していた。このため保有していた中国IT大手・アリババ集団の株式を一部手放し、売却益など5兆3716億円を利益に計上したことで赤字が縮小した。7~9月期でみると、最終利益は3兆336億円の黒字となった。
一方、ロシアによるウクライナ侵略や世界的な利上げに伴う株式相場の下落で、投資先企業の株式下落は更に進み、ファンド事業の投資損失は4兆3535億円に上った。ファンド事業では引き続き新規投資を手控え、人員を約30%削減する方針を示した。
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