SSDの耐久寿命を伸ばすための技術「ウェアレベリング」に有効性はないという研究結果
近年ストレージとして急速に普及しているSSDは、部品が故障しない限り理論的に永久使用が可能なHDDと異なり、書き込み回数の上限で寿命を迎えます。そんなSSDの寿命を伸ばす技術として「ウェアレベリング」が存在しますが、シラキュース大学とフロリダ国際大学の研究者が「ウェアレベリングにはSSDの延命効果が認められなかった」という研究結果を発表しました。
SSDを構成するNAND型フラッシュメモリは、「ブロック」と呼ばれデータ量単位で消去動作を管理しており、さらに小さな「ページ」と呼ばれるデータ量単位で読み込み・書き込みを管理しています。ウェアレベリングは全てのブロックに対してデータを分散して書き込むようにすることで、特定のブロックが劣化した時のデータ消失や故障を防ぐと同時に、SSD自体の製品寿命を延ばす技術とされています。<中略>
研究チームは、ウェアレベリングはこれまでかなり研究されているテーマではありますが、実際には正しく運用するのは非常に難しく、結果として「驚くほど効果がなく非効率的である」と評価。さらに研究チームは、ウェアレベリングによってフラッシュメモリの耐久性限界が低下していたことが、近い将来に実例として報告されると予想しています。
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https://gigazine.net/news/20220628-ssd-wear-leveling/