ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は11日、「(ウクライナ南部)ヘルソン方面でモスクワ時間本日午前5時(日本時間同11時)、ロシア軍部隊のドニエプル川東岸への配置転換が完了した」と明らかにした。
ロシア軍の撤退について、ウクライナのアレストビッチ大統領府長官顧問は11月11日、SNS(交流サイト)で、撤退完了の発表後も、何千人ものロシア兵が西岸に取り残されていると指摘した。残された兵士は渡河の手段を失い、目の前にあるドニエプル川を見つめたり、背後から接近するウクライナ軍部隊を振り返ったりしているという。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1177E0R11C22A1000000/