アングル:ツイッター人材流出は「好機」、採用急ぐIT企業
イーロン・マスク氏の剛腕経営スタイルに嫌気が差していませんか。それならわが社へどうぞ──。
米ツイッターのオーナーが変わって解雇された数千人の元社員を獲得しようと、人材不足のIT企業がこうしたうたい文句を使って採用攻勢をかけている。
これを好機と捉え、経験豊富なエンジニアをスカウトしようとする企業が出てきている。こうした企業は、世界一の富豪でもあるマスク氏の経営方針に対して人々が抱いている嫌悪感に訴えかける手段に出ている。<中略>
米ソフトウェア企業ハブスポットの人事部長であるケイティ・バーク氏は、ツイッター内部用のスラック(ビジネス対話アプリ)で批判的コメントを残した社員らを解雇したと報じられているマスク氏を、強く批判した。ロイターはこの報道の真偽を確認できていない。
「リーダーなら、批判されることも仕事のうちだ」と同氏はビジネス向け交流サイト(SNS)「リンクトイン」に投稿した。「優れたリーダーは議論や異論が自分の成長に繋がることや、避けて通れないものであることを理解している。(当然、思いやりと明確さを持ちながら)人と違った意見を持つことのできる環境を探している皆さん、ハブスポットは現在採用中です」
21日夜には、バーク氏のこの投稿はリンクトイン上で3万5000以上もの好反応を得た。
全文はこちら
https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2SF06U
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