アメリカ『ニューヨーク・ポスト』のある記事が波紋を広げている。それは飛行機に関するインフルエンサーの主張だった。「飛行機の通路を広くし、座席を大柄な乗客のために広くすべきだ。これは差別だ」。 
 記事によると、このインフルエンサーは飛行機内の通路が狭すぎて大柄な人は通り抜けが難しく、シートに座る際2人分の料金がかかると主張。また、連邦航空局に対し、「プラスサイズの旅行者保護」を要求するネット署名活動を行い、約1.8万人が賛同している。 
 多様性が重視される昨今、太っていることも一つの個性として配慮されるべきなのか。それとも、自己責任なのか。 
■豊ノ島「飛行機のテーブルは使えない」 
『ABEMA Prime』に出演した元関脇の豊ノ島は「飛行機は2席利用で、延長ベルト使用」「狭いトイレが使えない」「遊園地で乗り物に乗れない」「足の細い椅子に座るときに緊張」などがあったという。 
「女性インフルエンサーの気持ちは分かるが、“差別”とは違うのではないか。狭くて大変だとは思うが、バランスを考えたら太っている人の方が少ない。このような主張をしてもこちら側のわがままになってしまう」 
 今年、相撲協会を退職し現在はタレントとして活動する豊ノ島。飛行機や新幹線の利用時について、「座席は一応1つでいける。飛行機であれば、グレードを上げることでなんとか座れるが、ゆったりではなくぴったりだ。テーブルは、前から出すものも横から出すものもおなかに引っかかるため使えない。もう少し広く考えてくれてもいいかなとは思うが、やはりこちらのわがままだ」と述べた。 
 体重140kgから1年間で70kgの減量に成功したYouTuberのルイボス氏も「交通機関は“そういうもの”と諦め」「座ることすら大変」「自分が大きいせいだ、と思い我慢する」などの経験をしてきたという。 
「自分も太っていた時期があったので、不満を言いたくなる気持ちも分かる。しかし、世の中はある程度平均があるので、『こちらが合わせなくては』という気持ちだった。いろいろな所ですれ違いざまに『デブ・キモイ』と言われたり、レジで触れたくないとばかりにお釣りを投げ返されたこともあった」 
全文はこちら
https://times.abema.tv/articles/-/10085107
 
 
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