香港/ソウル(CNN) ディズニーの最新作、実写版「リトル・マーメイド」が中国、韓国では不評を買っている。ヒロインのアリエル役に黒人を起用した配役への批判が目立つ。
中国では先月26日に公開されたが、最初の5日間の興行収入は1950万人民元(約3.8億円)。<中略>
韓国では先月24日の公開以降の興収が440万ドル(約6.1億円)だった。<中略>
中国紙の環球時報は公開前日、同作品が物議を醸しているとする論説を掲載。ディズニーは少数派を出演させる取り組みの一環としてベイリーさんを無理に起用したと主張し、「これは人種差別の問題ではなく、怠惰で無責任な策略」だと批判した。
しかし、ロブ・マーシャル監督はこれまで、ベイリーさんを選んだ理由は才能以外にないと断言してきた。米娯楽誌「ハリウッド・リポーター」との先月のインタビューでは、あらゆる民族に目を向け、「最高のアリエル」を見つけようとした結果で、非白人を起用する意図があったわけではないと強調した。
コムスコアによると、アジアのほかの国での興収はフィリピンが440万ドル、インドネシアが410万ドルと好調。
先週末の人気はイタリアでトップ、ドイツや英国、オーストラリア、ブラジル、メキシコで2位だった。シンガポールやフィンランド、アラブ首長国連邦(UAE)でも高い集客力を誇っている。
コムスコアの上級アナリストによれば、公開後2度目の週末の世界興収はディズニーの「美女と野獣」「マレフィセント」を超え、「シンデレラ」と並んだ。
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https://www.cnn.co.jp/amp/article/35204889.html
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