【工場エアはタダじゃない】
— しぶちょー (@sibucho_labo) August 22, 2025
夏になるたび思い出す話。機内作業が暑かったので継手を集めて”エア垂れ流し”の即席送風機を製作。涼しいと評判だったが、すぐ工場長からお呼び出し。
「空気はタダでも圧縮エアはタダじゃないのよ、汚いし」
即席ダイ⚪︎ン、ダメだけど”発想”だけは中々良くない? pic.twitter.com/x8pgYbXTyC
圧縮空気(コンプレッサ)のコストについて、2019年6月時点で実際に稼働している工場を対象に調査した結果を紹介します。調査したのはA工場、B工場、C工場の三つで、それぞれのコンプレッサ消費電力量や吐出空気量をもとに製造コストを算出しました。その結果、圧縮空気1立方メートルあたりのコストはA工場で1.8円、B工場で2.5円、C工場で3.5円となり、同じインバータコンプレッサを導入していても工場ごとに違いが見られました。特にC工場ではコストが高めで、その要因として、設備の能力が比較的小さいことや、冷却ファンの動力が圧縮機動力に対して相対的に大きいことが影響していると考えられます。
なお、ここで示した「円/m³」という数値は吸い込み側の空気1立方メートルに対するコストを表しています。例えば圧力0.6MPaで吐出される場合、P1×V1=P2×V2の関係から、0.10MPa×1m³=(0.10+0.60)MPa×V2となり、V2は0.14m³となります。つまり、吐出空気0.14m³を得るために必要なコストが1.8円から3.5円という計算になります。この数値を改めて考えると、圧縮空気を無駄にせず、大切に使用する意識が一層求められることがわかります。
https://www.komonevalley.com/meas/3622
