三重・桑名市の米販売店「車久米穀店」が13日、ツイッターを更新。今月4、5日に同市の多度大社で行われた「上げ馬神事」に関する投稿を謝罪した。
「上げ馬神事」は700年近い伝統を誇る神事で、若者が馬にまたがり人馬一体となって約2メートルの土の壁を乗り越え、その回数で農作物の作柄を占う。新型コロナウイルスの影響でこの3年は中止されていたが、今年は4年ぶりに復活。人馬一体となった勇壮な姿を楽しむファンが多くいる一方で、騎乗した人とともに馬が骨折などの重大な怪我を負う危険性もはらんでおり、以前から動物虐待という声も上がっていた。市の公式アカウントでも神事の様子を紹介した投稿が炎上。余波が広がっていた。
多度大社前に店を構える同店は、店主が共同馬主となっていた馬が神事に出走すると投稿。しかし、神事で馬が大ケガを負ったという情報がコメント欄などで拡散されて批判が殺到していた。
この日の投稿では文書画像で「令和5年多度大社上げ馬神事に関する弊社投稿に関して大変多くの皆様にご不快な思いをさせてしまいました事を深くお詫び申し上げます。Twitterでの投稿後、メール・お電話なども含め非常に多くのお怒り、お叱りの声 お問い合わせを頂戴し本来であればもっと早くに何らかの声明を出すべきではございましたが、現在、店主石川信介を始め、家族全員が不安定な精神的状況にあり対応させていただく事が困難な状況の為、本人に成り変わり、代理人によるお詫びとご報告をさせていただきます」と報告。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/6a7008ff316704ede62e9255fa259d3e7439bac4