沈没船「タイタニック号」の観光ツアー潜水艇が行方不明になっています。潜水艇に乗っていたのは5人。中には宇宙旅行に挑戦した大富豪も…。「緊急事態が発生した場合、96時間の維持能力を持つ」とされている潜水艇ですが、内部はカプセルホテルの一室のような空間。運営会社の説明によると操作は“プレイステーションのコントローラー”。
100年以上もの間、暗い海の底で眠り続ける、タイタニック号。映画の最も印象的なシーンに登場する船首部分や、巨大な鎖もそのまま残っています。
ロマンの塊のようなタイタニック号の観光ツアーで、潜水艇が行方不明になりました。
1912年に沈没した、イギリスの豪華客船タイタニック号。約1500人が犠牲となりました。タイタニック号は大西洋の水深3800メートルのところに沈んでいます。
行方不明になった潜水艇は5人乗り。内部は広めのカプセルホテルの一室のような空間で、奥にはモニターがあります。
動画では、モニターの前でコントローラーを操作する様子も。運営会社の説明によると、これはプレイステーションのコントローラーだそうです。
水深約9800メートルなど深海への10回の潜航経験がある、名古屋大学の道林教授は…
名古屋大学 道林克禎 教授
「船内にほとんど計器類が無く、それを一つの売りのようだが、4000メートルまで行って帰ってくるような性能を作っていたということで、構造自体に非常に驚かされた」
一般的に、2人から3人乗りが多いという潜水艇。母船と常に通信しながら海底に向かいますが、もし通信が途絶えた場合は…
名古屋大学 道林克禎 教授
「潜水船は私が知っている限り、浮力材を使っている。基本となるのは『浮上する』ということを最優先させるのではないか。自力で上がってこられなかったら、吊り上げてもらうしかない」
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/554123?display=1