「ポーランドのクリスマスは鯉を食べるのが伝統なんだ」と教えられた。しかし肉を食べないから魚というのは良いとして、なぜ鯉なのか。家族の誰も知らない。
— 岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 (@m_okaneya) December 29, 2024
文献によると、その歴史は案外浅く、社会主義時代に最も効率的に国内生産できる魚として奨励されたそう。宗教的意味ではなく政治だったのか。 pic.twitter.com/jLJNN7rXZ8
筆者の母の母国であるポーランドも聖夜には魚料理が食卓に並んだ。クリスマスの時期には料理上手の祖母が毎年のように日本に来訪して、クリスマスのポーランドの家庭料理を作ってくれた。
ポーランドでも敬けんなクリスチャンの家庭ほど肉より魚料理が中心だ。伝統料理であるバルシチ(ポーランド風ボルシチ)、ジャガイモやチーズが入ったポーランド風餃子ピエロギ、ポテトサラダやハム、そしてコイのムニエルなどが並べられる。ポーランドで食用のコイは栄養価が高い食材で「魚の王様」とされ、高級料理として重宝される。
https://www.daily.co.jp/gossip/subculture/2022/12/23/0015914635.shtml