1:名無しさん




アメリカ最大の農業関連圧力団体であるAmerican Farm Bureau Federation(AFBF)が、農業機器メーカーのジョン・ディアが農家の「修理する権利」を認める合意書に署名したと発表しました。

2023年1月8日、AFBFとジョン・ディアは農家や牧場主が所有する農機具を修理する権利を保証するための基本合意書(MOU)に署名したことを発表しました。プエルトリコのサンフアンで開催された2023年度のAFBF総会の中で、ジョン・ディアはMOUへの署名を行っています。

農機具メーカーは一般的に、自社で提供する修理部品や修理サービスを利用するよう顧客に求めており、認定ディーラーのみが農機具の修理が可能となっていました。

しかし、今回ジョン・ディアがAFBFと同意したMOUにより、農家は農機具を自身の手で診断・修理・保守できるようにするために必要となる、診断・修理コード、マニュアル、製品ガイドなどのリソースにアクセスできるようになります。また、農家はジョン・ディアから直接診断ツールを購入し、修理したい農機具の部品を注文する際にメーカーから支援を受けることも可能となるとのこと。

https://gigazine.net/news/20230110-afbf-signs-right-to-repair-john-deere/