「GAFA」と称される米IT大手4社のアプリ
米IT大手4社「GAFA」の2021年10~12月期決算が3日、出そろった。新型コロナウイルス禍に伴うデジタルサービスの需要増を追い風に、アップルと、グーグルの親会社アルファベットは売上高、最終(当期)利益とも過去最高を更新。投資戦略が奏功したアマゾン・コムは物流コスト増の逆風を切り抜けた。メタ(旧フェイスブック)は中核事業のネット交流サービス(SNS)の利用者が初めて減少に転じ、明暗が分かれた。
メタの主力SNSであるフェイスブックは、21年12月末時点の1日当たり利用者数が世界で19億2900万人となり、3カ月前から100万人減少。動画投稿アプリ「ティックトック」など競合サービスに若年層が流出し、メタが得意とする利用者データに基づいて広告対象を絞り込むターゲティング広告の成長も、プライバシー保護強化を受けて鈍化した。
次の成長分野と期待するネット上の仮想空間「メタバース」事業は、3カ月で33億ドルの営業赤字を計上。収益に貢献するまでの道のりは遠い。金融市場では「業績はピークに達した」との見方から、メタの株価は26%も下落した。
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