貨物連帯ストライキ4日目「29日から生コン生産停止」の見通し
4日目に入った民主労総公共運輸労働組合貨物連帯本部(以下、貨物連帯)の全面ストライキの影響がさらに大きくなりつつある。特にセメント出荷に支障が出ていることでコンクリート供給が減り、骨組みの工事中だった建設現場は「シャットダウン」が迫るなど、非常事態に陥っている。<中略>
ストの影響が最も大きいのはセメント、生コン、建設現場だ。韓国セメント協会によると、前日に出荷が計画されていたセメントは10万3000だが、実際の出荷量は9%ほどの9000トンに過ぎなかった。首都圏の主な出荷基地では出荷が全面的に停止。セメント輸送に支障が出ていることから、生コン業界は29日から全国的に生産現場が止まるとの見通しを示している。固まっていない状態で配送されるコンクリートである生コンは、最終需要者の積載能力が通常は2日ほどであるため、建設現場も連鎖的に停止することになる。ソウル最大規模の建て替え団地である江東区(カンドング)の遁村住公アパート(1万2000世帯)の工事現場は25日から生コン搬入量が大幅に減り、階を積み上げる骨組み工事が中断されるなど、事実上「シャットダウン」状態だ。
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