ソウル市内の繁華街・梨泰院で発生したハロウィーン雑踏事故をめぐり、誰かが故意に押したという証言が相次いでいる中、警察が現場一帯の監視カメラ映像などを確保し、事故原因の究明に乗り出した。<中略>
◆「誰かが押した」という証言相次ぐ…事実なら処罰可能
事故現場にいた目撃者や生存者たちの間では、誰かが故意に押したという証言が多数出ている。路地の上の方から「押せ! 押せ!」「こっちがもっと強く押せ」といった言葉が発せられた後、あっという間に列が下り坂で崩れたという内容だ。
最初に押し始めた人たちに対する具体的な描写も出ている。特に「5、6人の集団が押し始めた」「韓国人男性の集団に外国人も混じっていた」「ウサギのヘアバンドをした男性を捕まえなければならない」などの特徴が繰り返し言及されている。
事故直前、人々が突然押されて下りて来る状況が収められた映像も公開された。1分ほどの映像を見ると、人々でごった返しているが、比較的円滑に通行していた。しかし、突然下り坂の上の方から人々が一度に押され始めた。このように押される現象は、映像の中で2、3度繰り返された。この過程で、路地の中にいた人たちが両側の商店へとかろうじて逃れる姿も収められている。
証言が事実なら、故意に押し始めた人たちは刑事処罰を受ける可能性がある。
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