ロシア小麦輸出、22/23年は増加へ 収穫・在庫高水準=調査会社
ロシアの小麦輸出が7月からの2022/23年シーズンに増加するとの見通しを、調査会社が18日示した。収穫量や在庫が高水準なためとした。<中略>
IKARのドミトリー・リルコ氏はジュネーブで開かれた会合で、ロシアが22/23年シーズンに3900万トンの小麦を輸出する可能性があると述べた。今シーズンは3200万─3250万トンと予想している。
22年の小麦収穫量は控えめに見積もっても8500万トンに達する見込みとした。これまでは、21年の7600万トンから8350万トンに増加すると予想していた。
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https://jp.reuters.com/article/russia-wheat-idJPKCN2N50AM
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https://www.sankei.com/article/20220519-RZUSXOOENNIHVLD5PTZO4RD3YI/
ロシアが侵略に乗じてウクライナで農作物を盗み、船で積み出して中東やアフリカへの販売を試みている疑いが浮上した。ウクライナはロシアと並ぶ世界有数の穀物の輸出国で、経済や市民生活に打撃を与える狙いとみられる。中東・アフリカには両国の穀物に依存する国が多く、ロシアが盗んだ作物の産地を偽装して売り込みを図るとの見方もある。