甘利幹事長人事が持つ外交安全保障上の意味
(略)
岸田総理の誕生によって、この幹事長ポストが二階氏から甘利明氏に受け渡されることになった。これは単なる権力の入れ替えというだけでなく、日中関係などに多大な影響をもたらすことになり、日本の未来を変える出来事となる可能性がある。
岸田総理は必ずしも対中姿勢で強い姿勢を取ってきた人物とは言えない。総裁選挙中に、岸田総理は中国の人権問題に対して強気の姿勢を示す発言をしていたが、言葉に真実味を帯びさせるだけの政治的の裏付けは十分ではない。
一方、甘利幹事長は自民党における経済安全保障の第一人者である。同氏は自民党で経済安全保障政策を主導する「ルール形成戦略議員連盟」会長として、対中サプライチェーンの見直しなどを積極的に打ち出してきた人物だ。同連盟は2017年に設立されて以来、感情的な反中議論ではなく、対中国を念頭に貿易・投資に関する法案策定や国際機関人事での競争力強化などを打ち出し、冷静かつ理知的に日本が国際社会でリーダーシップを発揮する動きを推し進めている。
甘利幹事長の誕生は経済安全保障議論を急速に加速させる可能性があり、日本が同盟国・友好国に対して同分野で主導権を発揮する動きが活発化になるだろう。財界の意向を考慮しつつも、安全保障上の観点から現実的な政策が党から打ち出されていくものと思う。
また、対中世論を喚起するため、保守強硬派からの支持が厚い高市早苗氏が政調会長ポストについたことから、自民党内の対中融和を求める声が大きく後退することは自明だ。この面でも党内に対中強硬政策を止める要素は減少していくことになる。
したがって、安倍・菅政権時代と異なり、岸田政権では日米同盟を基軸とすることは当然として、官邸は中国をある程度安心させながら、党が対中強硬策を主導する形に転換する形となると筆者は予測している。
(略)
https://www.newsweekjapan.jp/watase/2021/10/post-27.php
甘利の拳
なるほど。
政策関係だと自民の中でトップレベルで癌にならなければ総裁候補の一人だったんだよね
>>14
収賄疑惑で失脚するまでは第二次安倍政権で、安倍さんにもしものことがあったときは甘利さんが代打の予定だった
菅さんとも関係良好だし
甘利なんて叩けば埃が出るのは誰の目にも明らかだからね
あとドリル姫とかツッコミどころ満載なんだよなあ
立憲の政治家は一斉に甘利叩き出してるけど、方針決める時にどういう打ち合わせしてるんだろうか
中国に怒られるから甘利叩こうぜ!みたいなこと言ってんのかな
甘利に経済安保で仕事されたら中共は嫌だからな
TPPの交渉取りまとめたくらいだから中国寄りにはならないだろな
>>44
TPPのイメージあるし、纏めたのはデカい成果。
対中経済カードで一番いいやつだからな。
民主党の当たり屋女に粘着されてたけど、触れてもないのに大人の対応してたな甘利さん
幹事長の仕事でどれだけ外交やら影響力あるの?
>>50
資金の分配と党内人事を握ってるのが幹事長だからな
カネとヒトを握れる立場にあればそりゃ影響はデカいでしょ
実際、コロナの影響もあって、特定物品は日本のみ若しくは同盟国内で作るように変わるよ
石破小泉進次郎河野と立憲が合体すれば二大政党制イケる
共産党の党員だかが軽自動車にダンボールベタベタ貼り付けてメガホンで甘利は雲隠れがどうのこうの
岸田総裁を認めていいのか怪しい人物を起用するような政治を認めるのかって喚いてた理由がこれか
不起訴の甘利を今更批判するなら
起訴された辻本とか秘書逮捕された小沢とかとはバイバイしとけよw