1:名無しさん


昔交換留学でフィンランドのヘルシンキ大学の寮に住んでいてて、退寮するときに敷金(デポジット)が返還される約束だったのに、返ってこなかった。寮生全員。担当者が音信普通になってみんな困ってたら、一人だけアメリカ人女性が「私返ってきたよ」と言うので、「え?どうやったの?」と聞いたら「毎日毎日毎日メール5通と電話してやった」と言っていて、「え?!そんなもんなのか?!」と思った記憶がある。

制度や約束があっても、それが自動的に守られるわけではないのがこの世界なんだなと。「正しさ」や「公平さ」は、黙っていても訪れなくて、行動した人だけが報われる場面が、現実には驚くほど多い。これは学生の頃わからなかった。

「図々しい」と思われることを恐れずに、自分の正当な権利を『しつこく』主張する勇気。最後はパワーゲームに持ち込むパワー。ステファニー(アメリカ人女性)かっこよかったなー!

 

 

・参考

寄せられた回答を見たところ、日本ほど厳しく入居審査をする国はあまりないようだ。「敷金」にあたる保証金は払うのは一般的な国が多い一方で、「礼金」まで払うという国は少ない。しかし、「礼金」に似た制度が日本以外でもいくつかの国にあることも分かった。また、韓国のように、多額の保証金を一度に預けるような変わった制度の国もあるようだ。

ちなみに筆者はアメリカでアパートを借りる際に、「クレジット(信用)」を調べられたことがある。そのため、人によっては用もないのに銀行からお金を借りて返済し、”信用できる人である”という前例を作ることもあるそうだ。しかし、その後の手続きはかなり簡単。その点、日本に住み始めたばかりの外国人は、複雑な契約のステップに戸惑うことも多いかも知れない。

https://news.mynavi.jp/article/20160409-a010/

 

 

こういうアグレッシブネスってやっぱり日本だとやりにくくて、帰国してからすっかりしまい込んでる。けど、米国人は日本に住んで長くても、変わらずにこれをやるので、時々疲れるなあと思ってしまったりもする。欧州人の方が全般に穏やかで、付き合いが楽なんだけど、らちのあかなさもすごかったりする。