1:名無しさん



 
 今月27日、「#伏見稲荷」のハッシュタグをつけて投稿された写真には、トイレの洗面台の前にペットボトルやティッシュ、紙袋など、大量のゴミが放置された様子が収められている。洗面台の鏡には「神社のトイレです」「トイレ内は清潔に保って下さい」という日本語、英語、中国語の注意書きの他、ポイ捨て禁止のピクトグラムが記されており、その前に放置されたゴミからは行為の悪質さがうかがえる。
 
 伏見稲荷大社の公式サイトでは、「神域の尊厳と秩序を保持するため」のお願いとしてゴミ、ペットボトル、空缶などを捨てることを禁止している。担当者は「境内にゴミ箱は設置しておりません。ゴミは各自ですべてお持ち帰りをお願いしております」と説明する。
 
 投稿者は数年前から伏見稲荷の神社内のゴミが気になり、週に数回、夜明け前にボランティアでゴミ拾いをしているという。今回の写真は27日午前4時頃に撮影したものだといい、「伏見稲荷は昔よりもかなり汚されていて、掃除業者がいない深夜の時間にかなりのゴミがポイ捨てされており、無償のボランティアが拾わなければなりません。コロナ禍以降、外国人が異常に増えてからマナーが低下しています。神社も張り紙などで対策していますが、今の努力では改善できないという実情があり、それらの事実をもっと知ってもらいたいと思っています」と投稿の意図を語る。

https://encount.press/archives/744372/