「ぽかぽか」大苦戦!神田愛花&ハライチMCに局内から厳しい目
フジの“バラエティ復権”にも暗雲
今年1月に放送が始まったお昼のバラエティ番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)が苦戦している。3月29日は世帯視聴率1.1%、個人視聴率0.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)というあまり見たことがないレベルの衝撃的な数字を記録した。
「昨年6月に『とんねるずのみなさんのおかげです』や『FNS大感謝祭』などを手掛けた港浩一氏が社長に就任したことで『バラエティのフジテレビ』の復権が大々的に掲げられました。その第一弾として誕生したのが『ぽかぽか』。目安箱のようなものを置いて若手社員から企画を募り、その全てに社長が目を通し、とりあえずなんでもやってみるというスタイルです。放送枠も当初は3時間という異例の長尺を用意し、『視聴率をあまり気にせず、のびのびとやろう』という空気感が社内全体に広がったところまでは良かったのですが……」(フジテレビ関係者)
■「バラエティの復権」を掲げるのであればフジの局アナを
しかし、メインMCがお笑いコンビ・ハライチの二人と神田愛花(42)に決まった時点で、社員の間で「大丈夫なの?」という微妙な空気が漂い始めたという。
「なぜ神田愛花なのか? どうせフリーのアナウンサーを使うのではあれば、フジテレビ出身の女子アナを使うのが筋だと思います。『バラエティの復権』を掲げるのであれば、少しでもフジのバラエティがわかっている人材を選ぶべきだし、そうでなければ、局アナを使って育てるべきだと思います」(別のフジテレビ社員)
そして、ハライチについても不満が噴出しているいう。
「澤部佑はMCの経験も豊富なのでわかりますが、岩井勇気のキャラはボケといっても、かなりマニアックな視点で攻撃的。物事を斜めに見る傾向がありますから、お昼のゆったりとしたバラエティ番組の空気に合うとは思えませんでした。明らかにミスキャストでしたね」(芸能ライター・弘世一紀氏)<中略>
4月から番組は2時間放送となったが、これは当初からの既定路線。1~3月まで実験的な試みに挑戦し、その間にブラッシュアップした企画を4月からお届けするのが当初からの方針だったという。
「実は、『そんなことをしていてそもそも4月まで番組自体が持つのか?』という疑問の声が社内にありました。時すでに遅しになりつつあります」(前出のフジテレビ関係者)
フジテレビはバラエティ復権に向けて出直すしかなさそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52941d6f6f252b9754c938cf525430f32ec87f9e
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