■OSO18より「危険性は上」
北海道では、体長2メートルを超える『OSO18』と呼ばれたヒグマが牛60頭以上を襲い、おととし駆除されました。当時、対策リーダーを務めた藤本氏は。
南知床・ヒグマ情報センター 藤本靖前理事長
「OSO18は人を恐れていたクマ。人が行くとすぐ逃げる。今回のクマは人に対して逃げない。かなりの上の危険性を持ったクマだと」
藤本氏によると、北海道に生息しているヒグマは場所によって習性が異なるといいます。OSO18がいた道央は「大型で人を避ける」習性、福島町がある道南は「小型で気性が荒い」など、DNA型で大きく3つに分類できるといいます。
南知床・ヒグマ情報センター 藤本靖前理事長
「道南は以前から人身事故の多い地域。人に対して攻撃心が強いクマが多いのではないかと」
■登下校は車 訪問診療は命がけ
生活にも影響が出ています。全校生徒の半数以上が自転車通学をしている中学校では、普段乗っていない生徒もスクールバスで送迎する緊急対応を取っています。また、放課後の部活動を全て取りやめ、屋外での授業も休止しています。
町の診療所は外来患者が3割ほど減少、こちらもクマの影響とみられます。訪問診療で訪れたのは、過去に脳梗塞を患って動けなくなった80代の男性の自宅です。院長自身も身の危険を感じるといいますが…。
福島町やまゆりクリニック 光銭健三院長
「クマ騒動の間は、夜中に電話で呼ばれて問診するのはちょっと怖いなと思っていますけど。それでも行かなきゃいけない」
ヒグマに襲われて亡くなった佐藤さんも毎年、健康診断を受けに来る患者だったといいます。
福島町やまゆりクリニック 光銭健三院長
「真面目そうな方。こんな普通に住宅地で襲われるなんてことは、あまり考えていなかったと思いますよね。お母様もきっとかなりショックを受けていらっしゃるのかなと」
https://www.youtube.com/watch?v=Q5h88l3W9cA
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