日本の食品メーカーは凄くて、味や香りの再現性、保存性、継続性を延々と向上させている。少なくも半世紀はそれを続けてきた。最近のグミとか濃縮カルピスのフルーツ味とかアイスクリームとかの本物っぽさは半端無い。かなり美味しいモノが多い。子供の頃の記憶の味と選べると天地の差。おそらく舞台裏では非常に高度な分析設計を行っているのだろうと思われる。
果物の香りは基本はエステルやテルペンや一部硫黄化合物や窒素化合物なんだけれども、多数の物質が混合して特徴的な香りになる。ところが、物質ごとに揮発性が違ったり、酸化して香りが落ちたり変わったりする。特に保存性のために加熱すると香りが飛んでしまい、元と大きく変わってしまうので補正が必要なのだ。
私は専門から遠く良く判らないのだが、おそらくガスクロマトグラフィーと官能テスト(味見)を繰り返して味を追い込んでゆくのだろう。お菓子作りも高級酒を醸すのと同じような難しさがあるのだと思う。
日本の食品メーカーは凄くて、味や香りの再現性、保存性、継続性を延々と向上させている。少なくも半世紀はそれを続けてきた。最近のグミとか濃縮カルピスのフルーツ味とかアイスクリームとかの本物っぽさは半端無い。かなり美味しいモノが多い。子供の頃の記憶の味と選べると天地の差。おそらく舞台裏… https://t.co/TuZeub95AC
— 窪田 敏之 歯科医師 Ph.D. D.D.S. (@QuickToshi) December 18, 2024
知り合いの在日外国人は日本の食べ物から離れ難くなってしまった人は多い。
あるインド人エンジニアは日本でキャリアを磨いた後、インドの超一流企業にスカウトされ前途洋々。地元の美人と結婚して幸せだったが、結局日本の大手からシニアエンジニアのポジションを呈示され一家に日本に移住してきた。
「インドに帰ってやはり地元の食事は美味しいなと感動したけど3日後(カレーが続いたので、明日は寿司かな)と思った瞬間、俺は日本から離れていて良いのだろうか?と思った」そうだ。
もちろん給与も高かったけれども、最終的に彼を決断させたのは日本の変化に富んだグルメだった。目下の彼の悩みはお子さんたちが日本語、ベンガル語を話せはするが読み書きが日本語ばかり上達している事。
知り合いの在日外国人は日本の食べ物から離れ難くなってしまった人は多い。
— 窪田 敏之 歯科医師 Ph.D. D.D.S. (@QuickToshi) December 19, 2024
あるインド人エンジニアは日本でキャリアを磨いた後、インドの超一流企業にスカウトされ前途洋々。地元の美人と結婚して幸せだったが、結局日本の大手からシニアエンジニアのポジションを呈示され一家に日本に移住してきた。… https://t.co/VnNjLjd9kH
日本で当たり前のように売られてるハイチュウも、他国の同種のキャンディを寄せ付けないレベルですねぇ。
— Keiichiro SAKURAI (@kei_sakurai) December 18, 2024
春日井(グミ)は大正義…。
— テクニシャン暁鴉(gyoua)@一旦休眠 (@gyoua2) December 19, 2024
あとゼリービーンズが地味にクオリティ高いのでみんな食べよう! https://t.co/XEOwh5KPy8
最近飲んですごいと思ったのはファンタミステリーレトロ味
— maryuw@糖質制限 台湾独立六四天安門 (@maryuw) December 19, 2024
ものすごーく昔の喫茶店のメロンソーダ感がすごい
然るべき器に注いでソフトクリーム浮かべたらほぼソレじゃ?ってレベルで糖質ゼロ
カロリーもゼロ
技術の進歩やべー! https://t.co/gCEW08zeTr
>最近のグミとか濃縮カルピスのフルーツ味とかアイスクリームとかの本物っぽさは半端無い。
— 野嵜健秀/NOZAKI Takehide (@nozakitakehide) December 18, 2024
この手の食品の最高傑作のひとつがチロルチョコきなこもち https://t.co/LF77xlhI0W
この辺の分析に使われるセンサー系について以前調べたことがあるけど、メチャメチャコスト高なんだよなぁ… センサーコストが今より1桁2桁下がればいろいろと面白いことも出来そうだけど、まだまだ先は長い… https://t.co/hdUlPw76WV
— ぬし (@Nushi226) December 19, 2024
日本の食品メーカー
— ダレルタイター (@DaTa_jp) December 19, 2024
『酒から水分のみを除いて粉末化する』というトンデモナイ技術を実用化してたりしますものね…… https://t.co/phOUq7whKB pic.twitter.com/D6yHA8e3Xv
そういえば弟がクラシエに勤めてた頃に、ハーゲンダッツぐらい金とって良いならなんでもやれるよって製品開発の愚痴いってたなぁ。 https://t.co/vNLAx95dht
— J・K=24 (@jeikeiikoru24) December 19, 2024
日本のお菓子は美味しすぎるよ。
— ちいさな天使 (@whiteangel9999) December 18, 2024
そりゃ海外のパティシエまで出してきたらアレだけど、和菓子もそうだけど安いパッケージのお菓子とかアイスとか、海外の激マズ菓子を食べたらやはり神だと思う。 https://t.co/eosmAExXFD
ほんとそうなんですよ。
— 食彩旬感🌏🌻 (@kara_shokusai) December 20, 2024
本物の果物を上回るほどの美味さです。それをあの価格で作っちゃうわけですから。 https://t.co/VXute14YFh
良いポストだと思ったので香りづくりに関して香料業界から補足させてください。
— かおりずむ@香り研究者 (@kaorhythm_FL) December 18, 2024
分析技術向上により、香気成分の定量も定性も劇的に改善しています。分析技術が向上すると当然再現度が高くなります。
ただし、フレーバーの難しさはコストにあります。検出成分すべてを https://t.co/33qvuYx0t4
フレーバーに使えるわけではありません。
— かおりずむ@香り研究者 (@kaorhythm_FL) December 18, 2024
原料がない、原料コストが高い、など配合成分が多いと製造コストがあがります。それでは100-200円の食品にはとても使えません。
なので貢献度の高い成分の取捨選択と代替成分の検討をしつつ、調香師の感性による魔法がかけられます。元ポストが良いと思った
のは、成分の揮発性や安定性の不安定さへの言及があったからです。果物の香りをそのままグミや飲料にするのは上記理由で難しく、昔は調香師マジックでなんとかしていた部分です。ところがこれら現象が科学的に解明されて、より確度を高くして意図したフレーバー設計ができるようになってきています。
— かおりずむ@香り研究者 (@kaorhythm_FL) December 18, 2024