1:名無しさん




『日米会話手帳』(日米會話手帳、にちべいかいわてちょう、英: ANGLO-JAPANESE CONVERSATION MANUAL)は、1945年(昭和20年)9月15日(奥付では10月3日)に日本で発行された英会話用の小冊子である。わずか32ページのごく簡単な内容ではあったが、玉音放送のわずか1か月後に発売され、連合国軍による占領開始直後の日本で総計360万部ないしそれ以上が発行された、戦後初のベストセラー(ミリオンセラー)書籍として知られる。

一方で、プランゲ文庫所蔵雑誌の調査では、同時代の雑誌記事で本書を取り上げた例はほとんど見当たらないという。

ミリオンセラーであるにもかかわらず残存部数は少ないといわれ、1973年(昭和48年)ごろには、すでに古書店でも入手困難となっていたという。元版は誠文堂新光社にも保存されておらず、国立国会図書館にも所蔵されていないが、神奈川県立図書館と岩手県立図書館が所蔵している。井狩春男は神田の古書店街を35年以上通って一度も見たことがないという(2002年時点)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E4%BC%9A%E8%A9%B1%E6%89%8B%E5%B8%B3