「消火器見つからなかった」 旦過市場火災、複数の関係者が証言
北九州市小倉北区の旦過(たんが)市場一帯で10日夜に起きた大規模な火災で、火元とみられる飲食店近くで消火を試みた複数の市場関係者が「消火器が見つからなかった」と話していることが、毎日新聞の取材で判明した。<中略>
火災は10日午後8時55分ごろに発生。市消防局などによると、市場北側にある「新旦過横丁(よこちょう)」の一角にある飲食店の関係者から「天ぷら油に火が入った」と119番があった。市場関係者によると、出火当時、火元とみられる飲食店に駆け付けたが、近くで消火器が見つけられなかったという。
現場はかなり混乱しており、ホースを使って水道水で火を消そうとしたが、火が高く燃え上がり、なすすべがなかった。市消防局などによると、通報してきた飲食店の関係者も「初期消火ができなかった」と話していたという。
旦過市場では4月にも大規模な火災があり、延べ約1900平方メートルを焼いた。飲食店にはその規模にかかわらず消火器の設置が消防法に基づいて義務づけられており、市消防局は4月の火災後、市場各店舗の消火器設置を確認していた。
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