大事なカバンが空港で行方不明になり「そんな荷物はない」と航空会社に言われたマジシャンがAirTagでカバンの在り処を突き止める
AppleのAirTagは500円玉程度の大きさでありながら、「Find My(探す)」ネットワークを使って居場所を探すことができる紛失防止タグです。仕事のために飛行機に乗ったマジシャンが自分のカバンを紛失され、航空会社に相談してもなしのつぶてだったことから、AirTagを頼りに自分のカバンを探し出したエピソードを、Apple関連ニュースサイトの9to5macが紹介しています。
シカゴ在住のマジシャンであるダニー・オーリアンズさんは、ニューヨークでマジックを披露するため、シカゴからニューヨークまで飛行機で向かいました。搭乗前に預けたカバンの中には、マジックのショーで必要な音響機器1500ドル(約21万円)相当が入っていたとのこと。
ユナイテッド航空の便に乗り、ニューヨークの空港に着いてカバンをピックアップしようとしたオーリアンズさん。しかし、手荷物受取所のターンテーブルで待ってても、カバンが流れてくることはありませんでした。
そこで、オーリアンズさんはカバンにAirTagを入れていたことを思い出し、「探す」アプリで場所をチェックしたところ、カバンがまだ駐機場にあると判明。そして、オーリアンズさんはユナイテッド航空の顧客サービスに向かい、カバンが駐機場にあると伝えました。しかし、顧客サービスの受付員は「オーリアンズさんのカバンはチェックインされておらず、ニューヨークにはありません」と答えたそうです。
そこで、オーリアンズさんは自身のiPhoneを受付員に見せて、カバンがニューヨークにあり、空港の駐機場にまだあると主張。しかし、受付員は「ユナイテッド航空ができることは何もありません。カバンは5営業日以内にホテルへお送りします」と答えたとのこと。
当然ながらオーリアンズさんは納得できず、「ユナイテッド航空が動かないのであれば自分でカバンを探す」と決意。「探す」アプリでカバンの位置を詳しく調べたところ、オーリアンズさんの飛行機は113番ゲートに着陸したにもかかわらず、なぜかカバンは90番ゲート付近にある可能性が高いとわかりました。
https://gigazine.net/news/20230721-magician-airtag-united-airlines-bag/
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