中国初の国産旅客機、「中国産」と言い切れない理由
米ボーイングや欧州エアバスに対抗する航空機「C919」が先月末、初の商用飛行を行った。中国はこれを歴史的快挙だと自負している。<中略>
航空機メーカーが機材を世界中から調達するのは珍しくないが、「C919が他と違うのは、飛行に必要な部品のほぼすべてが中国製でないという点だ」。こう語るのは、中国の数十年規模の旅客機開発計画を2年にわたって調査したチームのリーダー、スコット・ケネディ氏だ。
果たして結論は。米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の中国のビジネスや経済の専門家、ケネディ氏は、「基本的に、C919は非中国製の航空機に中国の塗装を施したものだ」と語った。<中略>
CSISが2020年に行った分析による推計では、C919の主要または大型部品のおよそ90%が欧米製で、中国やアジア諸国で製造された部品はわずか10%だった。ユソフ氏の試算もほぼ同じだ。
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