最初のきっかけは偶然の再会
香山さんが診療所に着任したのは2022年だが、へき地医療を意識し始めたのは、それよりもずっと前だという。
最初のきっかけは、講演を終えて東京に戻ろうと、女満別空港にいたときのこと。そこで大学時代の同級生「H君」に偶然出会う。当初は、都内の研究所で基礎研究に従事していたH君であったが、へき地医療を志してオホーツク地方の診療所などで働くようになったと、香山さんに打ち明けた。
その後、徳島の山間部の医院で働く別の同級生にも会い、香山さんの心は動き始める。<中略>
勤務先の条件は、都市部から離れていて、 医師ひとり体制でなく、外科手術もないところ。いくつか候補が挙がるなか、札幌市から車で約2時間のところにある「 むかわ町国民健康保険穂別診療所 穂別診療所」に白羽の矢を立てたのには、意外な理由があった。
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