香川県三木町が、DV被害を受けた女性の住所などの情報を、元夫側に2度に渡り漏らしたことで精神的な苦痛を受けたとして、この女性が、8月1日、町を相手取り損害賠償を求める訴えを高松地裁に起こしました。
訴えを起こしたのは当時、三木町に住んでいた女性で、8月1日、代理人の弁護士が高松地裁に訴状を提出しました。
訴えによりますと、女性は、元夫からDV被害を受けていましたが、三木町が2020年と2021年の2回にわたり、女性の住所などの情報を、元夫側に漏らしたことで精神的な苦痛を受けたとして、町に330万円の支払いを求めています。
女性は、国の「DV等支援措置」の対象者で、町に対し、元夫側に情報を漏らさないよう求めていました。
女性は、その後、元夫からつきまといなどの被害を受けるようになったということです。
提訴を受け、三木町は、「訴状が届いていないのでコメントは差し控えたい」としています。
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