投開票まであと4日と迫っている札幌市長選挙。
市民にとって行方が気がかりなのが、ファイターズ北広島移転後の札幌ドームです。
将来はどうあるべきなのでしょうか?
先月30日、新たな本拠地・北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOで開幕戦を迎えたファイターズ。
およそ3万1000人のファンが詰めかけ、大きな盛り上がりを見せました。
一方、昨シーズンまでファイターズの本拠地として年間およそ60試合が開催されていた札幌ドーム。
(樋口記者)「地下鉄・福住駅のすぐ近くにあったオフィシャルショップですが、ファイターズの移転後は空き店舗になっています」
特にスポーツなどイベントがない日は、かつての賑わいがウソのように閑散としています。
そこで札幌市と札幌ドームが打ち出したのが「新たな使い方」です。
先月お披露目された「新モード」は、1塁側から3塁側にかけて長さおよそ260メートルを布状の黒い幕で仕切ります。
札幌市と札幌ドームは、サッカーなどのスポーツに加えて、観客席などを仕切ることで収容人数を1万5000人から2万人規模に縮小し、コンサートやイベントに対応します。
(札幌市スポーツ局スポーツ部 深井貴広 企画事業課長)「多様なイベントに対応するため観客席を幕で仕切りまして、新たな需要の掘り起こし、こういったことを狙ったものというか見込んでいるところでございます」
改修工事費は関連経費を含めおよそ6億円。
この新たな活用方法でファイターズの抜けた穴を埋める考えですが、ファイターズの移転後、周辺の住民からは厳しい声も聞かれました。
(男性)「(札幌)ドームの使われる予定がかなりすかすかな状態なので、市民がみんなで楽しめるようなイベントを札幌ドームでやってもらえたらいいのかなって思っています」
(女性)「イベントとかいろんなことをやっていただければね活気づくかなと思うんですけれども」
(男性)「やはり交通の便ですとか札幌で働かれている方だと、ナイターで数試合ですとか札幌ドームでやっていただくという形になるとやっぱり見に行くとは思いますし、それを望んでいる方っていうのは非常に多いのかなっていう印象は受けますけれどもね」
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https://www.stv.jp/news/stvnews/mkuhs40000005b5v.html
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