‘19年に逝去したジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、当初は沈黙を貫いていたNHKだったが、10月2日に行われた2回目の旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)の会見中に使用されたNGリストの存在をスクープした。さらに、NHK局内で故・ジャニー喜多川氏から性被害を受けたとする男性の証言を報じるなど、ジャニーズとの決別を印象付けている。
「局内での性加害が報じられると、その影響で長年ジャニーズJr.が出演してきた『ザ少年倶楽部』が事実上の打ち切り状態になりました。報道局はさらなるスクープを狙っていますし、NHKはジャニーズ事務所を見限ったかのように見えますが……」(NHK関連会社関係者)
NHKは被害者などに対する救済が進展しない限り、ジャニーズ所属のタレントについて起用しない方針を明言した。しかし、NHK局内ではジャニーズ事務所に対するスタンスを巡り、「報道局報道番組センター」と「制作局第二制作センター」の「エンタテインメント番組部」が真っ向から対立しているのだという。
「バラエティやドラマとの兼ね合いを鑑みて民放が玉虫色の判断をするなかで、NHKでは報道局が主導で一連の性加害問題を報じ、キャスティングに対しても口を挟んでいる状況です。性加害問題を前にエンタテインメント番組部は強く言えない立場ですが、年末番組の準備が差し迫ってきた今、そうも言っていられないようです」(テレビ局関係者)
制作局第二制作センターのエンタテインメント番組部と報道局報道番組センターは対立することが多く、なかでも大晦日恒例の『紅白歌合戦』が争いの火種となってきた。
「今までエンタテインメント番組部は3億円超の制作費を投じ、豪華な出場歌手や審査員をキャスティング。大河ドラマや朝ドラと連動した企画など話題作りに余念がありませんでした。しかし、こうしたエンタテインメント番組部の動向を苦々しい思いで眺めていたのが報道番組センターです。『紅白』のために予算や枠が削られてしまう。ましてや男女を分けて勝敗を競いあるジェンダー論争の問題もあった。ちょくちょく、報道局から『紅白』の時間短縮や予算削減、究極は時代の役目を果たしたと言う理由で打ち切りも提案したこともあります」(同前)
そうしたなか、制作局第二制作センターのエンタテインメント番組部が最も頭を悩ませているのが、今年の『第74回紅白歌合戦』の出演者選出だ。
「かなり難航しているようですが、まだジャニーズタレント枠の獲得を諦めていないようなんです。現在、紅白を制作するエンタメテインメント番組部は、なんとか最低でも1~2枠で上層部やジャニーズ事務所と交渉を重ねています」(芸能事務所関係者)
全文はこちら
https://friday.kodansha.co.jp/article/338074
続きを読む