先日、岡崎体育の「情熱大陸」を見た。小学生の頃、彼が作曲した曲を先生から「これは誰かの曲をパクっただろう。白状するまで家に帰さない」と言われ全く信じてもらえなかったそう。結局、彼は自分に嘘をついて、泣く泣く「パクりました。すいませんでした」と謝ったんだと。なんか悔しくなった
— 阿部利彦(星槎大学)/日本LD学会第34回大会2025.10.18〜19開催 (@zubattored) July 15, 2025
ユーモラスな言動に少し野暮ったい癖っ毛、一度見たら忘れられない体躯……。メガバンクのCMやバラエティ番組への出演、さらには日曜劇場での俳優仕事など、その活躍は今や本業の音楽だけではなく多岐に渡る。神出鬼没、いろんな場面でよく見かけるけれど、一体この男は何者なのか?それが取材の出発点だった。
しかし密着が始まると、当初の目論見は崩れる。サービス精神に溢れる岡崎体育は、いつでもどこでも「ちょけて」いた。ライブ会場に入って真剣に声出しを始めたかと思えば、「普段は全然しない。テレビ用っす」ととぼけてみせながら、しかし客席をキッチリと盛り上げる。緊張感漂う日曜劇場の控え室でも、野球選手のモノマネに興じつつ本番は一発OK。ナゾは深まるばかりだった。
「ここ数年、曲を作るパワーがすごく落ちたんですよね」。不意にそんな言葉がこぼれたのは、京都・宇治の実家で卒業文集を眺めている時のこと。なかなか芽が出なかった下積み時代から、なぜ自分は評価されないのかという”劣等感”や”怒り”を原動力に音楽を作り続けてきた。2016年のメジャーデビュー直後に、ミュージックビデオのあるあるを歌った「MUSIC VIDEO」が1千万回再生を超える大バズり(現在は4,900万回超)。3年後には念願だった「さいたまスーパーアリーナ」での単独公演も果たした。
https://www.mbs.jp/jounetsu/2025/07_13.shtml
