釣り銭のなかに色違う50円玉紛れ込んでたけど、これプルーフ貨幣じゃね? なんで一般流通に回ってんの pic.twitter.com/k3ZgWx9RAz
— カンテラC106(日)東6シ10b (@loopline103) July 28, 2025
プルーフ硬貨とは何か?
プルーフ硬貨とは、特殊な技術を用いて表面を鏡のように仕上げた、美しい光沢を持つ硬貨のことです。一般的な流通用硬貨とは異なり、地肌が滑らかで輝きを放ち、非常に精緻な造りが特徴です。日本では1987年から、造幣局によって正式に一般向けに販売が開始されました。
このプルーフ硬貨は、通常の貨幣と同様に額面があるものの、実際に流通することはほとんどありません。というのも、流通目的ではなく、主にコレクション用や記念品、贈答用として作られているからです。そのため、外観の美しさを重視し、特別な加工が施されています。
「プルーフ(proof)」という言葉自体はもともと「試し刷り」や「試作」を意味し、かつては試作品のコインに使われていた呼び名でした。やがて、それが転じて、観賞用や贈答用のコインを指す言葉として定着していったと考えられます。
現在発行されているプルーフ硬貨は、法的には通常の現金として使用することが可能です。ただし、流通用の硬貨とデザインや表面加工が異なるため、自動販売機や自動精算機などでは認識されないことがありますので、利用の際には注意が必要です。
また、その芸術的価値や限定性から、プルーフ硬貨は収集家の間で人気が高く、額面を上回る価格で取引されることも珍しくありません。通常のお金として使えば額面通りですが、専門市場などではそれ以上の価値を持つ特別な硬貨として扱われるのが一般的です。
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