1:名無しさん


「中東では米国が存在感を失い、中国が存在感を増している。その証拠に中国は今年3月、米国を排除したかたちで、対立してきたサウジアラビアとイランの関係正常化を仲介した」

これはここ数カ月間、朝日新聞が繰り返し強調してきた「ナラティブ(物語)」である。6月9日の「『米国は中東にとどまる』サウジ訪問の国務長官、中国へ警戒あらわ」というウェブ記事でも、このナラティブは繰り返されている。いわく、「米国は中東で存在感を増す中国を警戒しており、この地域への米国の継続した関与を印象づけるとともに、近年ぎくしゃくするサウジとの関係再建の糸口を探っている」とのこと。

しかしこのナラティブは現実とは齟齬(そご)がある。今も中東で圧倒的な軍事的存在感を保持しているのは米国であり、サウジを含めた中東諸国の多くが米国に安全保障を依存しているのが現状だ。彼らにとって安全保障は揺るぎなき最優先課題である。

国務長官のサウジ訪問後、駐米サウジ大使館報道官は、政治、安全保障、軍事、などにおける両国関係はかつてないほど強固だと述べた。朝日のナラティブと中東諸国当事者の認識のずれは顕著だ。

2022年時点で米中央軍は中東を中心とする21カ国に推定4万から6万人の米軍を配備しており、サウジ、アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、オマーン、カタールにはそれぞれ一定規模の米軍が駐留。中東諸国は武器輸入の5割以上を米国に依存しており、サウジに至ってはその率は78%に達する。

6月8日にはサウジ、ヨルダン、イスラエルと「匿名希望」の中東2カ国が、イランを威嚇するための米軍爆撃機の演習に参加した。

これらの事実は、中東諸国にとって米国との軍事的協力・連携が必要不可欠であるだけでなく、イランが相変わらず脅威であることを端的に示している。サウジとイランが関係正常化したからといって、両国が「仲間」になるわけではない。イランの核開発は地域最大の脅威だという認識にも変わりはない。

「米国の時代は終わった、これからは中国の時代だ」と大衆に印象付けるには、こうした事実は邪魔である。朝日がこれらを伝えないのは、事実報道より米国の凋落(ちょうらく)と中国の台頭という朝日の「願望」の流布を優先させているからであろう。朝日にとって中東は所詮、利用する対象にすぎないのではないか。朝日の記事をくまなく読んでも中東について理解できないのは、こうしたゆえんだ。

全文はこちら
https://www.sankei.com/article/20230702-PCXM6HSNN5OOJERSSNMVPQWIAY/

 

5:名無しさん


いい飯山になりなさい

 

8:名無しさん


思えば戦後日本の報道も教育も
特殊地域のそれように左巻きファンタジーに汚染されてきたからな

 

22:名無しさん


ちょっと違うかな
中東は米国を利用し中国を利用している
ただそれだけで他意は無い

 

42:名無しさん

>>22
飯山先生が言ってるのはどちらに重きを置いているかってことだよ
朝日は中国がかなり食い込んでいるように書いてるが、実際は国の
安全保障という根幹を依然アメリカに頼っていて、従来の国際秩序は
変わってないってことだ

31:名無しさん


朝日は自分達の青写真を記事にしてるだけだから取材なんか要らない

 

43:名無しさん


うちの朝日が迷惑かけてすみません。
ほんとにこの子は。

 

52:名無しさん


リベラル寄りの研究者だと思ってたんだけどなあ

 

56:名無しさん

>>52
日本で一番まともなイスラム研究者だよ
今の日本のイスラム学会は左巻きの巣窟になっていて基本反米である
だから、そういう色眼鏡で見ないで中東の現実を直視するから面白いし
本当の中東情勢を知ることができる

54:名無しさん


マスコミの中韓持ち上げの仕組みにこそジャーナリズム発揮して欲しいよ

 

55:名無しさん


日本のメディアは左右両方言えることやが真実を追求するより自分が信じたい物語のために大衆に嘘をばらまくのやめろ

 

74:名無しさん


それをいうなら日本のマスコミのウクライナ報道全般はどうなんやってw

 

90:名無しさん


中東って広すぎるけど権威主義繋がりで相性が良いのは中国だとしか思えない
産経が偏ってるんだろ?

 

112:名無しさん


朝日がズレてなかったらムズムズするわ

 

105:名無しさん


朝日は真実にファンタジーを入れてオリジナル創作報道するのが好きだから