1:名無しさん




1.5℃も2℃も、気温上昇は人類の危機。だけど…
「0.5℃の温暖化」で死滅してしまう虫たち

世界の平均気温は、産業革命以前に比べ、1℃上昇している。このまま温暖化が進むだけでも、早ければ2030年には1.5℃に達する見込みだ。
だが恐ろしいことに、実際のCO2排出量はさらに増えており、将来的な気温上昇は2℃以上になりえるという。
そのとき世界はどうなるのか? 1.5℃と2℃──その差の「0.5℃」が、地球規模で桁違いの“災厄”を生み出すと、国連が警告している。

「1.5℃」はもう避けられない

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は10月8日、『1.5℃の地球温暖化』という特別報告書を公開した。

著名な気候科学者たちによる、6000件におよぶ調査研究に基づいたこの報告書は、次のような内容を伝えている。

・世界の平均気温は産業革命以前に比べて約1℃上昇している。
・温暖化によって、世界各地ではここ10年間、記録的な熱波や洪水、干ばつ、森林火災が観測されている。

https://courrier.jp/news/archives/139701/

 

 

 

2023年(ー2024年)には、世界の年間平均気温が産業革命前の水準を約1.48〜1.50℃上回り、観測史上最も高温な年となりました。一時的に1.5℃を超える期間もありました。パリ協定では、長期的にこの上昇幅を1.5℃以内に抑えることが目標とされています。地球の平均気温が2.0℃を超えると、氷床の崩壊や森林の消失などの臨界点(ティッピングポイント)を超えるリスクが高まり、気候変動が加速的かつ不可逆的に進行する可能性があります。