1:名無しさん




首里城は1429年に成立した琉球王国の政治、外交、文化の中心で、1879年に最後の国王尚泰が明治政府に明け渡すまで利用された。築城は14世紀半ばから後半とみられ、丘陵の地形を巧みに利用して造られている。戦前は国宝に指定されたが、沖縄戦で焼失した。戦後、県が「守礼門」や「歓会門」を再建した。正殿は琉球独特の宮殿建築で1992年、沖縄の日本復帰20周年を記念して国営公園として復元された。正殿前の広場は王国の重要な儀式が行われた場所である。2000年、首里城跡が世界遺産に登録されたが、復元した建物は対象ではない。2019年10月31日未明に発生した火災により首里城正殿や南殿、北殿などのほか、文化財391点が焼失した。沖縄県警と那覇市消防局が調べたが、原因は不明。第三者委員会による検証では消火設備の管理体制の不備が指摘された。国は2026年度に首里城正殿を復元する計画を示している。

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