1:名無しさん




 地獄の釜がひっくり返ったような大地の上を1人の男性が歩く(4月22日)。エチオピア北部、アファール低地(ダナキル低地)のダロル近郊では、硫黄や塩など色とりどりのミネラルがむき出しになっている。 地球上で最も“熱い”場所。それはアファール低地だという。海抜マイナス90メートル以下の盆地に熱風が吹き寄せ、地下ではマグマが活発に活動している。夏期には気温が50度近くにまで達し、大地はカラカラに干上がってしまう。

 かつてこの一帯は、度重なる紅海の洪水に見舞われた。3万年前の洪水を最後に、広大な塩の大地が出現。現地の人々は何世紀にも渡って、豊かな岩塩鉱床から採掘を続けてきた。プレート状に切り出した岩塩をラクダに載せ、砂漠の中を数日かけて市場まで運ぶ姿は今も変わらない。

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