天皇はイラン人では無かったけど、日本の神が、イランにあった波斯国の皇帝に即位したとの記述が、1237年に成立したとされる諏訪大社の文書『諏方上社物忌令之事』にあるそうです。
— 巫俊(ふしゅん) (@fushunia) May 17, 2024
「南方波斯国に御幸に成り、悪龍を降伏、万民を救い治めて、彼国で陬波皇帝と申せり」 https://t.co/4gdY5MmUc5
この記述を見つけた時は、諏訪朝ペルシア帝国…と盛り上がった記憶がありますが、日本にいる神が、こうした感じで世界を回って、仏道を習得して日本に降り立つとの「神話」が、中世の日本では好まれたことがあったのでしょうか。
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諏訪の神は、その古文書にも書かれてるようにタケミナカタで、タケミナカタの父はオオナムチで、タケミナカタの母では無いけどオオナムチの妻の父はスサノオで、スサノオは天照大神の弟だから、天皇の親戚がイランのペルシア帝国の皇帝だったという話には、なるようです。「神話」ですけれども。
— 巫俊(ふしゅん) (@fushunia) May 17, 2024
そして、中世イランの神話伝説集の『シャー・ナーメ』では、「悪龍を倒した英雄スラエータオナ」(中世イラン語の発音ではフェリドゥーン)は、3人の息子たちにルーム(ローマ)、中国、イランを分け与え、世界を分治させたことになってるので、ユーラシア大陸を統一してたとされるのですが、
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南北朝時代に成立した『神道集』には、こうした説話に類似する神話が、諏訪の神や第2代天皇・綏靖天皇の故事として登場し、これらの神話は弥生青銅器の起源にあたる、中央ユーラシアの青銅器時代の印欧語族神話に由来することが、比較神話学の成果により、はっきりしてきました。
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ルーム(ローマ)、中国、イランにあたるものが、東山道・北陸道・東海道の惣追捕使の職の分治として出てきて、3番目の子どもが2人の兄から迫害される物語になってます。
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そして、その父として出てくるスラエータオナ自体が、印欧語族最古の神話の「マヌ・エモ・トリト」において、3番目という意味のトリトのイラン語形として出てくるもので、蛇を倒した英雄という天皇では、スサノオとの一致があり、綏靖天皇の立場にも似てました。
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しかも、悪い2人の兄にロープを切られて、穴の底に落とされた甲賀三郎は、そっくり同じ場面が、ヨーロッパのスラブ語族の神話にあるとされ、甲賀三郎は、大洞穴の底から蛇の身体になって浅間山の山頂まで垂直の洞窟を登り、蛇体の諏訪の神になって、生まれ変わるように外に出てきたとされます。
— 巫俊(ふしゅん) (@fushunia) May 17, 2024
誤字訂正
— 巫俊(ふしゅん) (@fushunia) May 18, 2024
☓蛇を倒した英雄という天皇では
↓
◯蛇を倒した英雄という点では
つまり建御名方神がアジ・ダハーカを折伏したと…?(お目々ぐるぐる
— アーク@偽伯爵の偽者 (@arc0917) May 18, 2024
なろう系神様…
— アンタレスP&T&S@C100日曜(2日目)西お07 辞退 (@me262b1) May 18, 2024
タケミナカタvsアジダハーカ熱いな
— 🈂ジマ (@Dzolobs) May 18, 2024
ふーむ
— ハイギヤード (@high_geared) May 18, 2024
聖ゲオルギウスは諏訪大社の神様やったんか( ̇꒳ ̇ )
「アルスラーン戦記」?
— 鼎 元亨【脱原発に一票】の旗印そう簡単に降ろす気はない (@teigenkoj) May 18, 2024