―[ヒット商品&サービス「はじまりの物語」]―
何事にも始まりはある。そしてそこには、想像もつかない生みの苦しみも。例えば「自撮り棒」。SNSの発達とともに急激に広まり、現在では当たり前に多くの人が使っている。しかし実は、その誕生は意外に古く、紆余曲折を経て現在の形に至っている。その誕生にはどんな裏側があったのか、日本カメラ博物館の学芸員である山本一夫氏に、自撮りの歴史と共に話を聞いた。
初代自撮り棒の誕生から今年で40年
若い世代ばかりではなく、現在では多くの人が利用する「自撮り棒」。Instagramなどの写真や動画系SNSの広まりと共に利用者が増えていったイメージがあるが、初代自撮り棒は、それ以前に誕生していたと山本氏。
「1983年にミノルタカメラ(現:コニカミノルタ)が『DISC7』という製品を発売しました。そのアクセサリーとして発売された『エクステンダー』が、現在でいう自撮り棒の最初ですね」
つまり、自撮り棒は今年で誕生40年を迎える、歴史の古いものだった。しかし、世間で広く認識されたのはここ十数年だが、発売当初の世間の反応はどうだったのか。インターネットなどでは「バカにされていた商品」という記述もあるが、山本氏は次のように話す。
「そもそも多くの数が売れる商品ではないので、バカにされていたのではなく、一般的には話題になっていないという感じです。『数あるカメラアクセサリーの一つとして売られていた』という認識が正しいと思います」
早く生まれすぎた自撮り棒
現在ではこれほど広まっている自撮り棒だが、なぜ当時は受け入れられなかったのか。山本氏は「まず、『DISC7』が自撮りをセールスポイントにしたユニークなカメラだと言っていいでしょう。被写体側からもどう写っているか見えるように鏡がついていました」と話す。
とはいえ、その鏡もカーブミラーのように広角を写す凸面鏡だったため、実際の出来上がりとは異なった。さらに、現在は当たり前となっている「手ぶれ補正」の機能も誕生前。棒の先に付ければ、ブレはさらに増大するため、期待したような自撮りができなかったのではないだろうか。
さらに山本氏は、メディアの変化についても言及する。
「当時は今のようにデジタルではなくフィルムでしたので、撮ったその場で仕上がりを確認できません。しかも、失敗した写真でもデジカメのように消せないので、失敗作にも現像代を払うことになりますね」
自撮りという発想はあったが、まだまだカメラの性能が追いついてくるのが数十年先だったということだ。そう言った意味で山本氏は「早すぎた商品だったんでしょうね」と評する。<中略>
とはいえ、1995年には自撮り棒は「101 unuseless Japanese INVENTIONS」(日本の無駄な発明品)として、雑誌上で海外に紹介されるなど、嘲笑されていたようだ。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/edfa37b69fd106566e1795a98f0544f7127b0630
懐かしいね
撮影失敗w
まあ今の自撮り棒が流行りだす前に、俺自身が考案して棒の先につけてタイマー撮影とかやっていたからな
そんな俺よりもっと早いやつがいても当然
自撮りという意味では、カメラ黎明期からシャッターを有線(ワイヤー)で延長して
手元でシャッターが切れる道具が存在していた。
>>6
レリーズは自撮り用じゃないのだけど…。
以前にも見たネタだな
特許が切れてるから普及したんだろ
海外は新たな発明を潰すってことか
ディスクフィルム、というコダック主導で開発された規格があった、なんてもう忘れられてるよね。
>>10
あのフロッピーディスクっぽいやつね
当時は最先端だったが、フイルム面積の小ささから画質は壊滅的だったろうな
このカメラ可愛いな
今でも出したら売れんじゃね
先物取引も実は日本が元祖なんやな
でもあまりに投機すぎって幕府がとめてもうたんやー
こんなんしてなかったら金融で世界リードしてたな?
当時は実際に需要ないし
発明というほどでもないじゃん
ミノルタだと思ったらやっぱりミノルタ
時代の先の先を行き過ぎて周りから笑われる技術はミノルタに適うものなし
これ使ってたわ。現像写真みて毎回がっかりしてたw
でも今の自撮り写真みたいにうまく撮れたのは、一緒にとった友達に見せると凄いとか面白いってみんな言ってたな
ディスクフィルムのカメラを買おうとカメラ屋行ったら
店主のオヤジに、こんなものはすぐに廃れるから買うな
賢い買い物したいのなら黙って普通のフィルムのカメラを買っとけ
って言われたが、オヤジが正しかったな。その店は30年前に潰れたが
ディスクシステムのカメラ確か実家にあったはずなんだが、たぶん捨ててるかな
コダックのお試し分だけ使った記憶がある
そいえばコダックディスクカメラなんてのがあったな
こんな分厚くてどこがディスクだと思ったもんだ
>>1
これ韓国発祥とかメディアが言ってなかったか?
>>46
スマホにつけるのが韓国でヒットした
日本でフィルムカメラ用を発売していたが売れることなく廃れていった
早すぎたな
ダイソンの羽根のない扇風機も、とっくの昔に東芝で検討されていた
という話もある
だが東芝から発売されていたらゲテモノ商品としてまったく売れなかったろう
ダイソンだから数万円なんてバカ高い扇風機でも売れた
昔からそうじゃん
漫画もすげえバカにしてたのに今じゃアメリカコミック市場占拠してるよ
当時はこういう商品多かったんだよな
時代を先取りし過ぎて前のめりにすっ転んだようなもの
昭和家電とか本当に多い
でもバブル崩壊を境に日本ではこの手の商品が本当に少なくなった
ガジェット好きとしては本当につまらない市場になってしまった
代わりに中国がそういうのを作り出して来て、これはと思っていたら今や日本を超えたIT系の大国に
こういうのって経済成長の証みたいなとこあるんだよね
でもここ1~2年、中国からもそういう機器が出てこなくなって来た感じがする
俺は仕事柄、下水のマンホールの底から左右に出ている管の中をフラッシュ焚いて撮影するとき、マンホールの下まで降りていかなくて済むように、長い棒の先にカメラつけてマンホールの底に伸ばしてタイマー撮影していたけど、
それは自撮り棒が流行りだす大分前の話
フィルムだと少しのブレも影響出るから棒にカメラ付けて手持ちだと難易度高かかったから流行らんかった(´・ω・`)