1:名無しさん




「連鎖退職」とは、一人の退職をきっかけに次々と他の従業員も辞めてしまう現象を指します。どの企業にも起こり得るもので、業務が回らなくなったり経営に大きな影響を与える深刻な問題とされています。

この連鎖退職には大きく分けて2つのタイプがあるといわれます。

まず「ドミノ倒し型」。これは誰かが辞めたことで残った従業員に業務負担がのしかかり、その重圧が原因となって次々に退職が続くパターンです。特に人員が少なく、もともと仕事量が多い部署で起きやすい傾向があります。

もう一つは「蟻の一穴型」。特定の社員の退職が大きな喪失感を生み、その人に強い思い入れを持っていた同僚が後を追うように辞めていくケースです。また、会社への不信感がもともとある中で、優秀な社員が次々と辞めていくと「自分も早く転職したほうが良いのでは」と不安や焦りが広がり、連鎖的な退職につながることもあります。

https://www.armg.jp/journal/367-2/