1:名無しさん


 ガーナは西アフリカ有数の金鉱脈が広がる地域でもある。採掘には政府の許可が必要だが、インフレや国際情勢の不安定化などを背景に金の価格が高騰する中、違法採掘が横行している。街中には取引業者が軒を連ね、採掘した金の出所を確認することもなく買い取ってくれるという。

 ガーナ政府は長年農民たちからカカオを買い上げて輸出してきたが、買い取り価格に不満を持つ農家は一時でも得られる多額の現金を目当てに相次いで土地を手放した。モセアソで23ヘクタールの農地を所有するアンソニー・アコさん(70)も2016年、家の建築資金のために一部農地の採掘権をどこからともなく現れた中国人男性に10万セディ(約100万円)で売却した。

 男性らは素性を明らかにすることもなく、採掘を終えると穴だらけの農地を放置して去った。中国人が去った現場では製錬に使う水銀で汚染された水が土壌に浸透し「周辺では生産量が10分の1になった」とアコさん。違法採掘業者は摘発から逃れるために警察を買収しているといい、被害を訴えられず「売却を後悔している」と肩を落とす。

全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/2225b909c8a4dc05bb7a575395642efb947e1a17