「運営が厳しいのかな…」嘆く声
いまや春の風物詩ともいえる一大イベントになっているが、ここ数年でとある“異変”が起きているという。
「年々、お皿の引き換えに必要な点数が上がっているんです……。たとえば’20年であれば25点分集めればよかったところを、‘21年と’22年は28点。今年に至っては30点も必要になっています。たった5点と思うかもしれませんが、パン1つにつき0・5点しかもらえない商品もあるので、選ぶパンによっては、単純に’20年より10個も多くパンを買う必要があるんです」(『パンまつり』ファンの主婦)
また、SNSでは、
《最近はもらえるお皿が小さくなってるけど、運営が厳しいのかな……》
と嘆く声もある。
点数が年々上がっているのは、やはり昨今の物価の上昇に伴うものなのか。山崎製パンに問い合わせてみると、こんな事情を教えてくれた。
「点数が変動している理由は、白いお皿の価格の違いなんです。今年のお皿は、昨年と比べてサイズが大きくなっています。また、為替相場の影響や原材料費、輸送費などの高騰により、価格が高くなっています」
ほかにも、法律の関係もあるそうだ。
取引価格に応じて景品の限度額が定められる
「景品表示法では、“過大な景品類の提供”が禁止されています。お客さまにもれなく景品をプレゼントする行為は、“総付景品”“ベタ付け景品”などと呼ばれており、取引価格に応じて、提供できる景品の限度額が定められています。このため、景品のお皿の価格が高くなると、交換に必要な“点数”を集めるための金額も、高く設定せざるを得ないという事情があるんです」(山崎製パン広報部、以下同)
そういった事情なら、来年以降も点数は上がり続けてしまう?
「お皿は毎年、いくつかのデザイン案の中から、その時々のトレンドなどを踏まえ、モニターさまの意見もいただきながら、サイズや使い勝手を考慮して決定しています。そのため、採用するデザインや原材料費などの諸経費によりお皿の価格が上下するため、必要な点数もそれに応じて上下します」
とのこと。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/1030ce4c666e37ed702a7b37e2b5644d809c1908